坐禅は人生や生きている世界のミニチュアです。つまり、人生の生き方がそっくりそのまま坐禅として現れていると言えます。坐禅をすると、世界と自分との矛盾がすり合わせされていきます。ですから、身体の調子や容姿、家族・人間関係、日常の生活の満足度などが好転していきますし、スポーツや身体作業の精度やパフォーマンスも上がっていくことは、ものの道理です。
また、信じるものや尊ぶべきものが無価値と化したこのグローバリズムの時代。自立した人生を歩もうとする方々にも、いかにして思想を持つかということは、切実な問題だと思います。坐禅に触れる事は、その助けともなるはずです。
僕の坐禅会は坐禅とそれを助けてくれる探求ワークで構成されています。
探求ワークについては、３つのステップを基本にして、円環的に行ったり来たりしながらそれぞれが坐ることのヒントが得られるように進めていきます。
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Step1 手放す、リリース、リラックス
Step2 リラックスに留まる、自己を身体の働きに委ねる
Step3 力を出す、表現する、働く
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禅とは目の前にあるものに“ほんとうに触れる”ということです。
世界とつながることであなたの「見る・聞く・感じる」が鮮度を取り戻して、毎日の「動く、思う、話す、触れる」の質が変わります。
暮らすこと、働くこと、誰かと関わることなど、あらゆる営みの基礎となる、センスや器と呼ばれるような最も根幹となる力が育まれていきます。
