供養・年回について


年回(ねんかい)・回忌(かいき)と呼ばれる数年おきのご供養のこと、こちらで詳しく説明させていただいております。

 

 その他、お檀家さまのペットや遺物・遺作などの大切な存在のご供養も執り行わせていただいておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

 回忌の一覧:四十九日 一周忌 3回忌 7回忌 13回忌 17回忌 25回忌 33回忌 50回


年回・回忌法要の営み方(参考)

※ご祈祷やお祓いなどの法要をお考えの方もご参考にしてください。

 

法事とは、ほとけ様に飲食や花をお供えし、お経を読むことによって、良い行いの功徳を積むことです。法事をすると生きている私たちの身体と心が整います。そのような良い功徳を僧侶が回向(えこう)することによって、ご先祖さまや故人に対し、さらには、すべての人びとの冥福ををお祈りいたします。

心のこもった法事がとり行えますよう、準備とその実際を7つに分けて順を追ってご説明させていただいておりますので、もし気になることがあればご参考にしてください。

 

 

 

日取りの決定まで(法事のお申し込みはお申し込み用紙にご記入いただく形となっております。)

  • 法事は、年回の年にあたる故人の祥月命日(亡くなった日)またはお逮夜(前日)に営むことが習わしです。しかし、諸事情により都合がつかない場合は、祥月命日に当たる日より前に行なっていただくことをおすすめしています。
  • 法事の日取りは、40日前までにご連絡頂けますようにお願いしています。
  • 位牌堂(本堂の奥)に年度ごとに年回のある方のお名前を常にご案内していますので、お参りの際にご確認いただけます。お参りの際に玄関で日取りのご相談をされて行く方も多いです。

❶の補足…   年回忌が重なったら

  • 法事ではできるだけ、故人一人ひとりについて行いたいものですが、同じ年に7回忌や13回忌が重なるという場合があります。そこで、2つの法事を合わせて行う時は、日程を新しい方の命日に合わせるのが一般的です。この場合では、7回忌の命日に13回忌を合わせて行うようにします。ただし、1周忌に限りましては、他の年回と合わせて行なうことはさけたほうがよいでしょう。故人に対する思い出や悲しみも深いものがありますので、できれば重ねないように丁重に営むことをおすすめ致します。

 
塔婆のお申し込み(1本2000円)

  • 法要を催した方を施主、ご参加いただける方を志主と呼びます。
  • お施主様以外にもお知り合いなど、ご有志の方は供養のお塔婆をお申し込みいただけます。

 

案内状の送付

  • 近親者だけの法事ならば、電話連絡だけでもすみますが、故人に縁の深い人びとを招く場合には、案内状(今の時代はメールでもいい場合もあるのかもしれません)を差し出すのが丁寧です。
  • 必要であれば、林泉寺までの案内や塔婆お申し込みの確認も書き添えておくとよいでしょう。

法事の案内状に定型はありませんが、参考に例文を載せておきます。

 例文:

 拝啓  ○○の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、来る○月○日は、『俗名・戒名』の○回忌に当たります。

 つきましては、○月○日(○曜日)午前○時より、菩提寺の林泉寺において、年回法要を営みたいと存じます。

 何かとご多用の折とは存じますが、何卒ご参詣、ご焼香をお願い申し上げます。  敬具

  

服装とについて

  • 法事の際の服装は、施主の側も参列者も華美にならないように心がけていただければ結構です。必ずしも、喪服である必要はありません。
  • お施主さまの方で服装の指定が必要であれば、案内状などで事前にお知らせしましょう。

 

 

 ❺お供物の準備

  • お供物は①お花一対 ②お団子とお餅 ③お霊膳 ④お供物(果物やお好きだったもの)の4点をご用意することをおすすめしています。
  • 法要の仕度が必要ですので、15分前でに玄関までお持ちください。
  • ご希望の方はこちらでお供物をご用意できます。お申し込みの際にお伺いいたします。

 

❻当日のこと

  • 駐車場は当寺のスペースをご利用ください。スペースが限られているためできるだけ多くのが停められるようにご配慮をお願いしています。また、前に法事をされている方が出られるようにご配慮ください。お困りの際は玄関でお伝えください。
  • お布施に関しては、法要前に玄関にてお預かりいたします。
  • 待合室は書院をご利用いただけます。
  • ご希望の方は、あらかじめお申し付けいただけましたら、書院にて1時間ほど前よりご参列の皆様もご一緒にお待ちいただけます。お茶の準備をしてありますので、お茶をお召し上がりになって定刻までお待ちいただけます。なお、お茶入れや片付けは皆様でお願いいたします。

 

❼法事に際しまして

法事の5~10分前になりましたら、本堂へとご移動願います。

 お時間となりましたら、施主さまより「ただいまから○○○○(故人名または戒名)の○回忌を営ませていただきます」などの趣旨のあいさつを述ベて頂きまして、僧侶の方で法事を始めさせていただきます。

 読経は、法事の根幹です。多少お間違えになっても構いませんので、どなた様も声に出してはっきりとお読みいただければと思います。難しい方は息だけの読経でも結構です。

 ご焼香は、僧侶がご案内のお声かけをいたしますので、ご親族から始まり、前から席順にほとけ様の前に進んで焼香をします。

終わりましたら、施主は、無事終了した旨のあいさつを述べます。感謝の表明やその時のお気持ち、皆で共有したいニュース、集い法要を営んだご感想など格式ばらないものが良いでしょう。

 

以上、あくまでこちらの内容はご参考程度にお気軽に営んでいただけたらと存じます。