日本の現代花道の草月流の教室の体験クラス。草月流は、伝統的な形式にとらわれず、新しい感性や創造性を取り入れた作品を生み出していく流派とのこと。
到着すると、これから坐禅のワークショップが行われる会場とは思えないほど会場全体を生花で彩ってくれていた。
ワークショップが始まる前に、教室の常連さんと一緒に伝統的な作法のお茶をいただく。
この日のコンセプトは花道の教室ということで、「禅のアート性」。
芸術に関わる人たちの"芸術家”と“観客”という立場や関わり方の違いと関連付けて、坐禅と僕達が実践者として出会うときの心構えを伝えようと試みた。
飾りつけられた会場がステージの様だったので、「僕が坐禅をする」ということをするパフォーマンスの後、坐禅の紹介や、今日試みたいことを話すことから始めた。
プラクティショナーでもある通訳の蓮さんに体の感覚を使うようなワークをお願いした後、僕の探究ワーク。事前に口に入れても問題ない様な花材をリクエストしていて、今回はヨモギを1人1本用意して頂いた。普段使わない感覚を使ってヨモギを味わってみて、その後ペアになりそれを表現するワークを行った。
花道の表現とは、少し違ったアプローチに戸惑いも見られたが終始楽しい雰囲気だった。
最後に20分の坐禅。
奇抜な坐禅体験となったが、オーナーさんも気に入っていただけた様子だった。
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蓮 (金曜日, 14 6月 2024 23:08)
生花教室のオーナーさんは、「また次回もお願いします」って、終わったらすぐにご挨拶してくれたね〜
笑
素敵なスペースを用意してくれてありがたいです。今でも夢のように感じてます。
今回中国のws旅は、お茶や、お香、お花など、様々なアートや文化との会話ができて、座禅wsの適用する画面と可能性がもっと広げていった気がします。
もちろん嵩典のws、芯の部分は、やはりシンプルに
「只管打座」ですね。
今回もお疲れ様でした。
今年の夏も、林泉寺の紫陽花も、こっちの紫陽花も、きれいに咲いてるそうでよかった。
ご家族と元気にお過ごしくださいね〜
無事に嵩典を林泉寺にお返ししました。