8月8日の施食法要の際に委員会より、本堂修繕事業の進捗状況のご説明をお檀家さまに対して行わせていただきました。
下記がご報告の書き起こした内容です。
施食法要に参加できませんでした皆さまにおかれましては、お目通し頂けますと幸いです。
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本堂屋根修復委員会です。
皆様、この場をお借りしまして、林泉寺の屋根修復事業に関する会議の進捗状況をご報告させていただきます。
現在、林泉寺本堂は数年前より雨漏りが確認されています。以前、林泉寺からも報告の資料が皆さまにお配りされたかと存じます。
資料にもありましたが、特に位牌堂のところにはおびただしい雨漏りが確認されおります。
現在は、林泉寺の方で屋根裏にブルーシートを設置して、雨漏りの水が溜まったら組み出すという処置をして被害の拡大を抑えています。
そこで護持会では、令和5年にお檀家さまの皆さまより委員を募り、護持会の代表として7人の委員が選定されました。そして、令和6年1月に屋根修復事業の委員会を設立し、初回の会議を住職を交えて行いました。
その後、令和6年の3月、5月、6月、7月と会議を重ねて参りました。
これまで行ってきました、会議の内容は、
・工法の調査や見積もりの比較を実施し、最適な方法を選定。
・事業の試算と期間の算出。
・年林泉寺会計と護寺会会計、そして新たな外部の資金などからなる積立案を作成中でございます。
修復の範囲は本堂の屋根全体で、使用する材料は耐久性と経済性を兼ね備えたものを選定しております。
この本堂修繕事業についてですが、皆さまにとっても、なるべく無理のないやり方で工事費用を賄うために長期的な計画を立てて進めていく所存です。
アドバイスを頂いております、施工会社さまのより10年の延命工事のご提案を頂きました。
つきましては、今年か来年には、現行の雨漏りの延命修理を林泉寺の会計より行い、その延命期間で10年間にわたる積立の後、不足分を借り入れて工事を開始する計画を話し合っている所です。
来年度より積立の開始を行うべく、一同でピッチをあげて準備を進めております。年内には皆さまにより詳細なご説明をさせていただく所存です。
寺院の歴史的価値を保ち、未来の世代へ引き継ぐためには、現段階での修復が必要不可欠であると考えております。
最後に、何卒、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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